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嵐がくれたもの 第11話 

嵐がくれたもの 第11話

離れない
節子は避難所で面倒を見てきた赤ん坊を順子と呼ぶように。友子は節子が赤ん坊に依存しているように見え心配になる。
 東京では、宗助が龍太郎に何か思い出したことはないか、と聞いていた。一方、加代も百合子が亜弓の母親になれるよう心を砕いていた。目が見えないながら亜弓の着替えが出来た百合子は、わずかだが自信をつけるのだった。
 代々警察一家であることを誇りに思い、必死に頑張ってきたが、家族を全員失い、一体何の為だったのかと節子は悲しみに暮れ、悔やんでいた。


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